ある世界を夢見たことがあった。
そこで、私たちは一緒に生まれ来て、一緒に大きくなって…
夏の日、芝生の上で、流れ星を数えたり、時間を忘れるまで。
冬の日、枯木の森で、雪合戦をしたり、寒さを忘れるまで。
それは、深く繋がっていた運命、どうなカタチでも構わない。
過去を振り返してみる。
私も以前に戻りたいだと、願ったことがある。
あなたに出会ったその最初の瞬間に戻る、この数年間、歩いてきた道をやり直す。
そうしたら、私は二度とあなたの手を、離さない。
多分、数年前の私でも思い付かないだろう。
私はこんなにあなたを思うこと。魂まで、骨まで、収拾がつかないほどに。
でも、私は空間も時間も越える筈もない。
だから、私、私たちは手を繋いで、一緒に進むしかない。
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もし、虹を見つけたら教えてね。
by kidorphen
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日志醒目
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